電力部門では大きく分けて鋳造、加工、仕上げ・組付けと分けられるのですが、
私は鋳造で出来たアルミの鋳物や外注で作られた鉄の鍛造品をNC旋盤やMC(マシニングセンタ)等の機械で加工する作業を主に担当しています。

大学では情報技術科に所属していて、九州三和鉄軌を受ける前に情報系の企業を２社受けたのですが、
内定がもらえず焦っていた時に大学に来ていた求人票に九州三和鉄軌があって、求人票をよく見たら工場で情報技術科のみの求人だったんです。
元々機械にも興味があったこともあり、情報と機械の両方に携われるなら楽しそうだなと感じて受けることを決めました。

九州三和鉄軌は鉄道・電力の基幹産業の発展を支えている会社で、社員全員が毎年成長し続けるために一丸となって努力ができる会社です。
働いている方は20代から60代までと幅広い年齢層の方々がいて、女性の方も現場で活躍されています。みなさん優しく話しやすい人ばかりです。

製品に対しての納期や全体の流れを気にしながら完成に近づけることです。自分ひとりだけじゃなく、職場全体のことを気にかけてバランスを取る所が大変です。
あと、ケガをしないように細心の注意を払いながら仕事をすることです。自分ひとりだけの仕事ではないので、事故を起こさないよう安全第一を心がけています。

普段の仕事は先輩方が考えられた加工方法で作業を行っているのですが、ある時新規の製品が来てその製造を任された時に、
工具の選定や加工方法を考えて実際に加工して何度も何度も試行錯誤して上手くできた時は嬉しかったです。
今まで先輩方がされていた事が自分も出来るようになってスキルアップできたと感じられ喜びも一入でした。